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International Journal of Urology に論文が掲載されました!

2024年3月18日

論文掲載 News

International Journal of Urology に助教広瀬貴行先生、堀田記世彦先生らが筆頭著者として執筆した論文が掲載されました。
Hirose T, Hotta K, Osawa T, Yokota I, Inao T, Tanabe T, Iwahara N, Shinohara N. Longitudinal mortality risks and kidney functional outcomes in Japanese living kidney donors. Int J Urol. Published online 2024. doi:10.1111/iju.15395

以下、本人のコメントです。
生体腎移植ドナーの術後の生命予後、腎機能について長期間(最長30年)にわたり経過を観察した研究です。術後もドナーは日本人の一般集団と同等の生命予後が得られ、術後に腎機能は低下はするものの、することなく経過することが示されました。厳格な基準に基づいて生体ドナーの適応が判断されていますが、この基準が極めて妥当であることが示されたと言えます。ドナーの長期予後をこれほど長期に渡り、かつ腎機能も調査した研究はこれまでになく、大変意義のある研究内容だと考えています。今後も、ドナーの安全を担保しつつ、腎移植の発展に貢献したいと思います。

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