お知らせ一覧

新年度を迎えて

2022年4月22日

令和4年4月7日
篠原信雄

大雪に悩まされた冬もやっとすぎ、令和4年の春を迎えました。本来は、新年度となり心浮かれる春であるべきなのですが、3年目を迎えたコロナ禍の問題、ロシアのウクライナへの侵略など、肉体的に、経済的に、政治的に、そして精神的に大きな影響をあたえる事象が数多く起こり、心が晴れない日々を過ごされていると思います。コロナについては、いずれ何らかの形で落ち着くものと思われます。ただウクライナ戦争についてはどうなるかはわかりませんが、

平和に向かうことを願ってやみません。
さて、当科のほうも本年度を迎え、新規医局員を5名迎えることができました。これから専門医プログラムに従い、大事に育てていきたいと思っています。さらにうれしい知らせは、この4月1日付で、守屋先生が自治医科大学とちぎ子供医療センター 小児泌尿器科の教授に就任されました。すでに教授に就任されている山梨大学の三井先生、自治医科大学の岩見先生とともに新天地での活躍を期待しています。
教育、研究、臨床はこれまでどおり確実に一歩一歩進めていく必要があります。すべてのメンバーのご協力をお願いしたいと思っています。そのような中で一つうれしい報告があります。もうすでに耳にしておられるかもしれませんが、菊池 央先生が第29回日本泌尿器科学会学会賞(基礎的研究部門)を受賞しました。この賞は、日本泌尿器科学会が表彰する最高の賞です。北大では、菊池先生を加え、これまでに6名の先生が受賞(基礎部門3名、臨床部門3名)していますが、受賞者数としては京都大学の10名に次ぐもので、東大、名古屋市大と並んでいます。菊池先生のことを誇りに思うとともに、新たな研究者の受賞を期待しています。
まだまだ不安定な状況で、ある意味暗い世相ではありますが、自分たちのできることを確実に進めていきたいと思っています。皆でがんばっていきましょう。

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