研修医・医学生の皆様へ

先輩からの一言

専門研修中の先輩から一言

西村 直峻
(2022年 北海道大学卒)
(後期研修1年目)

こんにちは。泌尿器科1年目の西村です。これを読んでくださる医学生・研修医の先生方に泌尿器科の魅力をお伝えできればと思います。私は学生時代の実習では手術室が嫌いでした。ただ立っているだけで、つまらないと感じることが多く内科系を志望していました。6年生の時に泌尿器科を1ヶ月間まわり、見学した腎移植に感動を覚え、泌尿器科を目指すようになりました。大学卒業後、地元兵庫県の赤穂市民病院で初期研修を行いました。そこでは結石の手術や膀胱腫瘍の手術のほか、透視下でのガイドワイヤー操作など学びました。

北大泌尿器科に入局し、北海道大学病院で勤務すると市中病院ではあまり経験しない疾患を診ることができました。手術手技についても熱心な先輩方がたくさん教えてくださり、成長を感じることができました。手術でも日々の診療でもできることがひとつずつ増えていき、充実した日々を送っています。

泌尿器科の魅力は多彩であることだと思います。30分程度で終わる経尿道的手術からロボットを用いた手術もあります。患者さんも男女問わず、子供から高齢者まで、扱う臓器も腎臓、尿管、膀胱、前立腺など多岐にわたります。手術だけでなく、内科的管理を必要とすることも多いです。自分に合う分野が泌尿器科にはあるはずです。ぜひ一度北海道大学泌尿器科を見てみてください。

廣里 優樹
(2021年 大阪大学卒)
(後期研修2年目)

初めまして。医師4年目の廣里です。市立釧路総合病院で初期研修2年と3年目を過ごし、現在は函館中央病院で勤務しています。泌尿器科を選んだ理由は、手術の多様性に魅力を感じたからです。ロボット支援手術から経尿道的手術まで、幅広い技術を学べる点に興味を持ちました。

北海道大学の医局は他大学出身の私も温かく迎え入れて下さいました。様々な手術を経験できる環境が整っています。腹腔鏡手術やロボット支援手術の技術を徐々に習得していく過程は、やりがいがあります。

泌尿器科の面白さは手術だけではありません。外来では、排尿障害や性機能障害など、患者さんの生活に密接に関わる問題に向き合えます。また、悪性腫瘍から結石治療まで、幅広い疾患に対応できるのも魅力です。北海道という地域性を活かし、都市部から地方まで様々な医療環境で経験を積めることも良い点です。興味のある方は、ぜひ一度見学に来てください。一緒に泌尿器科医療に携わる仲間が増えることを楽しみにしています。

細川 智加
(2020年 北海道大学卒)
(後期研修3年目)

はじめまして。泌尿器科医3年目の細川です。

私が泌尿器科を意識したきっかけは学生実習で泌尿器科をまわったことでした。実際の診療を目にすると想像以上に診療の幅が広いことに衝撃を受けました。泌尿器科は診断から治療まで携わり、治療も内科的治療から外科的治療まで行います。また北大泌尿器科では専門分野も腫瘍、移植、小児、排尿生理と幅広いです。個人的には鏡視下手術に興味があり、経尿道的手術や腹腔鏡手術、ロボット手術など数多くあることも泌尿器科の特徴だと感じました。それぞれやりたいことは異なると思いますが、どんなニーズにも応えることができる診療科であると思いました。

初期研修はKKR札幌医療センターで行い2年目に泌尿器科をまわり、泌尿器科希望でしたが実際の診療に携わってみて専攻を決めようと考えていました。外来では腎臓エコーをしたり、透視室では尿管ステント交換のガイドワイヤー操作をしたり、手術ではカメラ持ちや前立腺生検などを経験し、日々楽しいと感じることの連続で、研修が始まってすぐに泌尿器科医になることを決めました。

専攻医になってから感じることは、どの病院でも先輩方のサポートが手厚いです。チーム診療なので相談もしやすく、手技も若手のうちからたくさん経験できます。特にロボット手術を若手から経験できることは泌尿器科ならではと思います。そして嬉しいことに女性医師も増えておりますが、男性だから、女性だからということの差を感じることは特になく、働きやすい環境ですのでみなさん安心して泌尿器科を選んでもらえたらと思います。

またどこに行っても他科の先生やコメディカルの方に「泌尿器科はいつも楽しそう」と言われます。「診療は楽しく」が泌尿器科に共通するモットーで、働きやすさもピカイチです。まずはぜひ実習、研修で泌尿器科をまわって実感してみてください!お待ちしております!

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